【お局様をキッチリ抑える】

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みなさんの職場にも入社歴が長く、仕事ができ、

周囲から信頼を置かれている女性、そう「お局様」がいらっしゃるだろう。

RPG風に言えば、ボスキャラよりも強烈な裏ボスだ。

 

会社員として成果を上げるためには、お客様だけに評価されていれば良いというわけではなく、直属の上司や他部署の上司などにも当然評価してもらう必要がある。

 

そして何より、会社で仕事を円滑に進めていくためには

 

「お局様」をキッチリ抑える必要がある。

 

先日こんな悩みを受けた。

 

「僕はお局様から絶対嫌われているんです。話しかけた時の反応や雰囲気で

 僕のことが嫌いなのがヒシヒシ伝わってくるんです」

 

本人曰く、何かミスしたりしたわけでもないのに何だか嫌われている気がする

とのことだった。

 

会社員として生きていく以上、

このお局様を味方に付けられるかどうかはとても大きな意味を持つ。

 

なぜならば

 

お局様が嫌っているということは

その周辺の女性からも嫌われる可能性が

限りなく高いからだ。

 

 

特に女性が多い職場であれば、もはや八方ふさがりだ。

お局様に物申せる男性上司がいれば話は別だが、まぁいないだろう。

 

私は会社員時代、いくつかの職場で「お局様」とお会いし、

一緒に仕事をしたが、ほぼ全てのお局様に可愛がってもらうことができた。

 

退職直前には、ある飲み会の席で

「私は若手の中で上田君が一番かわいかった」と言われたこともあった。

 

お局様曰く「この子は良い子というのをすごく感じた」とのことだった。

なぜそう思ったのかは未だに謎だが、

私がやっていたことと言えば、

 

・毎日出社と退社の時には大きな声であいさつ

・仕事で叱ってもらった後には「ありがとうございます」

・専門分野を持つお局様へ聞きたいことがある時は躊躇なく質問

・飲み会の席で「おい誰か前座で歌え!」と言われた時には

 「僕いきまーす」

 

などかなぁと思う。

 

 

そこで前述の彼に、次のように声かけてみなよアドバイスを送った。

 

「上田さんから○○の分野はお局様に聞くと良いよと教えてもらいました。

 いまお時間よろしいでしょうか」

 

ポイントは

 

お局様が気に入っているであろう社員を

バックに質問をぶつける

 

という事だ。

本人のことは嫌いかもしれないがバックにお気に入りの社員が見えると

無下にはできない。

 

これを聞いた彼は、目をキラキラさせながら

 

「いきなり声を掛けるのは勇気がいりますが、

 その方法だったらやれそうです」

 

と何か吹っ切れた様子だった。

 

せっかく一緒の空間で働く以上は気持ちよく働こう。